神経内科
頭痛
日本人の3人に1人は頭痛もちといわれています。頭痛には症候性頭痛と機能性頭痛の2種類あって、症候性頭痛とは、脳や身体に病気があって起こるもの、機能性頭痛とは頭痛が持病の頭痛です。
症候性頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍などの脳の病気から来る頭痛のことで、これまでにないような激しいいきなりの頭痛はくも膜下出血の可能性があります。熱があり、食事が摂れないくらいに激しい頭痛の場合は髄膜炎の可能性があります。これらの症状が出た場合、すぐに神経内科を受診するようにしましょう。
機能性頭痛とは、脳や身体は異常が無いのに関わらず、繰り返し起こる頭痛のことです。偏頭痛や緊張性頭痛が主な頭痛になります。緊張性頭痛は、頭痛全体の7割以上を占めており、中高年に多い頭痛です。主にストレスなどによって頭頚部の筋肉が頭を締め付けることが原因となり起こります。
この筋肉を和らげてあげることが頭痛の治療に繋がります。薬はもちろんですが、散歩や体操、ストレッチなども重要になってきます。偏頭痛は、女性に多い頭痛です。月に1回から2回、発作的に激しい頭痛が起こって、大体72時間以内には治まります。この頭痛は、日常生活に支障をきたすほどに痛みが強く、寝込んでしまうこともあります。
また、臭いや音、光に対して敏感になるため、偏頭痛の間は暗くて静かな環境を作るのがいいでしょう。頭痛には、この他にも薬剤誘発性頭痛があり、これは鎮痛剤の乱用によるもので、飲み続けることによって痛みに敏感になってしまい、いつも頭痛を感じるようになってしまうものです。