神経内科
てんかん
神経内科を必要とする病気の一つとして、てんかんがあります。てんかんは慢性の脳の病気です。脳細胞が興奮しやすい状態で、周りに興奮が広がってしまうことにより発作が起こり、それを繰り返してしまう病気です。
大脳ニューロンの過剰な発射によって、反復性のてんかん発作と呼ばれる発作が出現するのです。通常は、大脳の神経細胞はおだやかな状態で活動しているのですが、てんかんによる発作が起きてしまうと、大脳の活動が乱れてしまい、痙攣や意識障害などが起こってしまいます。
てんかんの発作は、症状が多彩であることが知られていますが、一人の症状はほぼ一定といわれています。同じタイプの発作が繰り返して起こるのがてんかんの特徴とされています。てんかんは原因があるかないかによって、2種類に分けられます。
特発性てんかんとは、器質的変化が無いもの、症候性てんかんは脳に器質的変化を持つものです。発作のタイプによっても分類されます。部分発作というものがあり、これは脳の限られた場所から発作が始まるもので、全般発作というものは、発作が脳全体から起こるものです。
治療には薬を用いるわけですが、種類は発作の型から決定します。副作用が可能な限り出ないように、少量から一種類の薬を飲むようにしていきます。薬は発作が止まってから3年から5年くらいは服用していき、脳波を見ながら少しずつ減らしていきます。てんかんは発作が無ければ生活に制限はありませんが、薬の飲み忘れや過労などは絶対に避けるようにしましょう。